朝、机の上に置いてあった携帯電話の振動にはっと目が覚め、こんな早い時間から何だよなぁ、などと思いながら眠気眼で間違って電話を切ってしまったが、しょうがないので掛け直したなら、本当にろくでもない用事だったのだが、その相手が相手だっただけに朝…

『アニー・ホール』を見ていて思うのは、所詮映画の世界だということで、現実はこんなものではないということで、でもこんな幸せそうな、時には喧嘩もして、自分というものを全て曝け出して生きてみたいということで、じゃあ今の自分に何が足りないかと問わ…

今年はまだ蚊に喰われていないことに帰りの列車に揺られながら気付いたと同時に、あまりにも強烈過ぎてか細い腕を摩らずにはいられない冷房に腹を立てたものの、昨日と今日は確かに暑いので車掌もお客のことを考えての選択なのだろうと考えると、許せる気も…

最後の最後で、黒沢清みたいじゃないかと思ってしまう映画の見方は良くない良くないと思いつつも、やはり最後の最後で黒沢清みたいになってしまうのは、やはり時代が黒沢清を必要としている証拠であり、早急に彼が監修したとされる『四谷怪談』を見なくては…